石川町内科クリニック

横浜市中区の内科・消化器内科・外科・肛門外科
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診療案内

禁煙外来

喫煙は呼吸器系、循環器系など多くの器官に重篤な病気(肺癌や慢性閉塞性肺疾患、狭心症など)を引き起こします。これらの病気は喫煙習慣のある若年者から中高年者の健康に影響を与え、加齢とともに健康被害の頻度は更に上昇します。

こうしたタバコが健康に及ぼす悪影響から、厚生労働省も国民の喫煙率低減を目標設定していますが、禁煙は自力で簡単にできるものではありません。国内の禁煙ガイドラインにも「喫煙は“喫煙病”という全身疾患」「喫煙者は積極的治療を必要とする患者」と記載されており、現在は禁煙治療に関して医療保険が適用される様になっています。

自分の意思で止められない喫煙は「ニコチン依存症」という病気であり、医療機関で治療が必要な疾患です。保険適用される禁煙治療補助薬は、医療用ニコチンパッチ、ニコチンガム、内服治療補助薬があります。

これらの禁煙治療補助薬を服用して、標準的な禁煙治療プログラムを12週間に亘り、計5回の診察により治療を行います。禁煙治療に必要な自己負担額は、合計で約2万円です。

糖尿病では、ヘモグロビンA1cと血糖、尿糖の迅速測定

糖尿病とは膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン(インスリン)の量や働きが低下するなどの原因で、血糖値の調整ができずに高値になってしまう病気で、日本には潜在患者を含めると1千万人以上ともされています。※


(※厚生労働省:平成28年「国民健康・栄養調査」の結果)

高血糖が続くと、糖尿病合併症(神経障害・網膜症(眼の病気)・腎臓病)や、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす原因となります。
最近では癌の発生率も上げると言われております。しかし、定期的な通院治療と、これまでの生活習慣を見直し血糖値を良い状態にコントロールすることで、合併症の発症や進行を防ぐことが可能です。

当院では、診察時に至急で検査を行い、ヘモグロビンA1c、血糖値、尿糖の有無を速やかにお教え、治療方針を決定いたします。

消化器内視鏡検査:消化器内視鏡学会指導医・専門医による検査

当院では内視鏡検査は、日本消化器内視鏡学会の専門医が施行いたします。

【上部消化管検査】

胃内視鏡には鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡と口から挿入する経口内視鏡検査があります。

経鼻内視鏡は、細くて(5.4mm)嘔吐反射がでにくいため、患者さまにとって非常に楽な検査です。ただ、処置が必要な病変が見つかった際、再度経口内視鏡を行わなければならないことがあります。また、すべての患者さまで経鼻内視鏡が行えるとは限りません。通常の口から行う胃カメラと違って、通過の際に鼻腔粘膜に接触するので一定の率での鼻出血は避けられません。鼻腔内手術の既往があったり、鼻腔内の変形が強い方は検査を行うことができません。さらに脳梗塞や狭心症・心筋梗塞などにおいて血液が固まりにくくなる薬(バイアスピリンやワーファリンなど)をお飲みの方も鼻出血を起こすためできないことがあります。

一般的には鎮静剤を使用せず、症状がない健康診断などに向いています。

一方、経口内視鏡は経鼻内視鏡より少し太くなりますが、画像が高画質で微細な病変を見つけたり、ポリープ切除など処置・手術をしたりするのに適しています。

当院では鎮静剤を使用し、楽に検査を受けられるようにしております。

【下部消化管検査】

いわゆる大腸カメラと言われる検査です。当院では直径12mmの内視鏡を採用しています。大腸は肛門から直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸となっており、カメラは肛門から挿入し大腸の一番奥となる盲腸まで挿入し、すべての大腸の内腔を観察していきます。
※内視鏡検査でポリープを見つけた際、切除術も行うことができます。

【腹部エコー検査】

超音波検査は妊婦にも行える体に負担の少ない検査であり、レントゲン検査やCT検査と違い放射線量もありません。肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓などのように直接観察できない臓器に有効な検査法です。肝炎ウイルスやアルコール多飲が原因となる肝臓がんの早期発見、胆石症、胆嚢ポリープ、胆嚢がんの診断、最近増加傾向にある膵臓がんの発見に役立ちます。

超音波検査は医師の技術により診断能力の差が大きい検査のひとつです。当クリニックでは、がん治療に対する超音波検査の担当医が行います。